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2013年1月 7日 (月)

先ずは穏やかな年始め

寒気は厳しいけれども、好天に恵まれたいい正月だった。昨年末に門扉に松飾りを取りつけてから雨が降ったりしてヤキモキしていたが、大晦日から持ち直して元日の朝は最高の日本晴れ、ムッシュとの今年の初散歩にも、気分よく出かけることができた。
恒例によって近所の御嶽神社に年越しの初詣をし、就寝するのがいつもより2時間ほど遅れたので、その分、朝寝坊しようと思っていたのが、どういうわけか定時(と言っても7時)に目が覚めてしまい、その日は午後になってから眠くて仕方がなかった。

...で、独り者の長男・次男がお雑煮を食べにやって来て一緒に祝い、次いで娘一家が合流し新年の挨拶を交わし終わったところで、たまらずコックリし始め、みんなからの“チョッと休んだら...”の声を背に、自室のベッドに倒れ込んだ。
そのまま1時間ほど爆睡したようで、後はスッキリだったが、考えてみるとずいぶん弱くなったものだ。昔は(と言っても50才台までの話だが)越年の徹夜など何でもなかったのに...やはり加齢というものは厳しい。

家内の方も、暮れからキッチンに立ち詰めで相当疲れていたはずなのに、子供と婿・孫たち総勢5人を相手に、テキパキ仕事をしながら談笑も絶やさずいたのには感心させられた。自分だったらきっと、マゴマゴして邪魔になるだけで、何の役にも立たなかったろう。
それにしても久し振りに家族7人揃っての夕食は、ある意味で壮観だった。我が家の食卓は90センチx180センチあって決して小さい方ではないのだが、すき焼きの鍋とお節料理のお重を囲んで7人分の取り皿・小鉢が並んだら、隙間が見えなくなった。

お節料理この何年か、家内の苦労を少しでも減らせればと、お節料理のメインは出来合いのものにし、長年馴染んできた我が家独自のものだけを手作りしてそれに加えてもらうことにしていたはずだったが、今年はどうやら、その目算を誤ったようだった。
デパートに予約していた大増のお重は、実際に見たらカタログで想像していたよりもはるかにボリュームがあって、これなら誰かがやって来てもかなりのところまで間に合いそうと思えたが、そのとき既に自家製の方も、それに負けないボリュームで完成済み。

ブリ照焼き・焼豚・錦玉子・こんにゃく・きんぴら・昆布巻・豆きんとん...と、家内は、少しは手を抜かなければと言いながらも結局は、みんなが喜ぶからと手をかけたご馳走を用意し、感謝されつつも、来年はどうかそんなに頑張らないで...と恐縮されていた。
その上、元日の東京風鳥雑煮、二日の富山風ブリ雑煮も例年通りタップリ、夜にはすき焼まで登場するに至って、さすがの我が健啖家族たちも平らげ切れず、その後2~3日は老夫婦二人で、それらの正月料理の残りを食べ続けなければならない破目になった。

それはともあれ、家内は何かとたいへんだったが、誰も病気で寝込んだりせず、みんな元気で賑やかに、明るい新年を迎えられたことは何よりだった。とりたててビッグニュースもなかったけれども、平々凡々であることの幸せを噛みしめた。
これも、毎年欠かさずダブル初詣をしている御嶽神社と川崎大師のご利益だろうか?一昨年までの3年間は自分の手術・入院が続いて、ご霊験に疑いを差し挟むことがないでもなかったが、そもそもこれだけ軽くて済んでいることが何よりの証しなのだろう。

ということで本年も、これまでのお礼と今後の祈念のために川崎大師へも。昨年から混雑のピーク時を外して遅めの日に出かけるようにしたが、今年もそれに倣って5日に。昨年は実際、それでだいぶ楽だった。
今年もさぞ、三が日にくらべれば人出も少なかろう...と思っていたら、ドッコイ、そうは問屋が卸さなかった。自分は田園都市線から溝の口で南武線に乗り換え、JR川崎駅で一たん降りて京急線で行くのだが、この辺りの日としては珍しく、どの電車も満杯状態。

川崎大師この様子では参道も鮨詰めかと懸念していたら、こちらはさほどでもなく、人出は確かに少なくはなかったものの、流れはまずまず滞ることなく、混雑時のように交通整理の警官が出てチョッと進んではまた止まり...というほどのこともなくて境内に辿りつけた。
本殿での参拝も、いつもの押し合いへし合いはなかったが、チョッと首を捻ったのは、別殿での、御札を受けようとする人の数の多さと御祈祷待ちの人の列の長さ。参拝ではなく、その後がこんなに混んだのは初めて経験した。

結局、トータルでの所要時間は三が日とあまり変わらず、昨年よりも長くかかったような気がして、5日にもなるのに...と解せなかったが、後で考えてみたら、どうやらその日は土曜日だったことが原因らしい。そう言えば昨年は同じ5日でもウイークデーだった。
でも、今年も無事参拝を済ませ、家族全員(ムッシュも含む)のために御札と御守りを受け、仲見世で毎度恒例の住吉の葛餅を買い求め、一向に疲れも覚えず家路に就けたのは、我ながら喜ばしい限りで、来年もまたこのように...と思わずにはいられなかった。

...と、体調はきわめて良好、昨年に引き続きどこも具合が悪いと感ずるところはないのだが、実を言うと明日8日には、以前胃腺腫と早期胃ガンの手術を受けた昭和大学横浜市北部病院で、大腸ポリープの摘出手術を受けることになっている。
昨年11月に2年ぶりで、内視鏡による大腸の定期検診を受けた結果、中程度(経8ミリ)のポリープが見つかったからだが、放置すれば悪性化する恐れはあるものの、現状では問題ないとドクターも言っているし、自分も心配はしていない。

所要時間の短さから判断しての素人の思い込みかも知れないが、大腸ポリープの内視鏡手術は、胃の場合と違ってそんなにたいへんなものではないらしい。事実、手術そのものは30~60分程度で終わるようだし、入院せずに日帰りも可能だという。
まして今回は、大腸ガン手術の世界的権威と言われ“ゴッドハンド”と謳われている同大学病院の工藤進英教授に直接診断をしていただいているので、すっかり、大船に乗った気持になっている。

ただ、前にもどこかでボヤいたことがあるかも知れないように、大腸の場合は、検査でも手術でも同じことだが、かなり時間をかけステップを踏んで事前の体調を整えておかなければならないのがいささか煩わしい。
術前にお腹を空っぽにしておくために、前夜からタブレットの下剤を服用し、当日は早朝から2リットルの経口腸管洗浄剤を2時間かけて飲み尽くし、頻繁にトイレに通うのだが、これがけっこう忙しくて敵わないのだ。

...などというのは贅沢で、ほんとうに重篤な症状になったら、そんなことをしても言ってもいられず、それどころではないわけだから、むしろいまのそういう状況は、感謝の気持ちで受け止めなければならないのだろう。
この手術は、正確に言えば、8日のその日ではなくて、2週間後の22日に終わる。そこで、摘出した組織の病理分析の結果がわかるからだ。だからそれまでは、簡単な手術で軽く済んだなどとはしゃがずに、神妙にしていることにする。

まったく何ごともなくというわけには行かないけれども、今年も何とか、まずは平穏なスタートを切れたような気がする。これからも、一日々々を大切に過ごして行きたい。

皆さまも、どうぞ健康にはくれぐれもご留意くださるように...。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

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