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2012年10月29日 (月)

足早に過ぎ行く秋

まだまだだと思っていたら、いつの間にか秋が深まっていた。ここ横浜でも、染まる葉、散る葉が日に日に増えて行く。前回山荘を訪れたときにはサッパリだったが、聞えて来るところによると清里は、いまが紅黄葉の真っ盛りらしい。
いますぐにでも飛んで行きたいが、いろいろあってそうも行かず、ブログを愛読させていただいている方の清里便りとスナップで偲んでいる。

9月は、長月というその呼称の通りずいぶん長く感じられたが、10月はここまでアッという間で、気がついてみたらもう月末になっていた。前半山荘に行っていたこともあったが、考えてみたら、終始、ピロリ菌に振り回されていた感じ。
前々回、胃ガンの再発防止とその他の消化器系疾患の発生予防のためにピロリ菌の有無を調べ(血液検査し)て、陽性(保菌)だった場合には除菌治療をしなければならなくなるという話をしたが、結局自分の場合、陽性だったことが判明した。

1年以上摂り続けていたヨーグルトLG21の効果が現れなくて残念だったが、ドクターの言によれば、何の役にも立たなかったことはないだろうが、それで消滅するほど簡単なものではないとのこと。言われてみれば、それはそうだろうと納得した。
で、山荘から戻ってから、除菌治療とやらを開始したわけだが、これは病院に通院するとかではなくて、自宅での除菌薬の服用。ただし、主治医の指示通りに正しく、意思強く服み続けなければならない。

未経験の方は、薬を服むだけなら案外簡単じゃあないかとお思いになるかも知れないが、これがかなりの難行苦行。抗生剤2種類を含む3種類のカプセルとタブレット(それもそれぞれがかなり大粒の)を、1回に計6錠、毎日朝晩、7日間続けるのだ。
それぞれの粒が大きい上に数が多いし、ただでも年齢的に嚥下力が弱まってきているから、コップ一杯ぐらいの水で一度や二度ではとても飲み込めず、飲み込んだ後も胸につかえて、気持ちが悪いことおびただしい。

副作用がまた厄介だ。軽重の差はあっても、何も起こらないということはほとんどあり得ないのがこの治療。最も多いのが下痢・軟便で、次に多いのが味覚障害・口内炎、その次が皮疹だそうで、ひどい場合には腹痛・発熱・血便を見ることもあるという。
あまりひどい副作用が出てしまった場合には、内服を中止して直ちに病院に連絡ないし来院するようにいわれていたが、幸い自分の場合にはそれほどのことがなかったので助かった。が、薬を服んでいる間ずっと、口の中が苦くてたまらなかった。

何とかその一週間を乗り切って、味覚も正常に戻り、いまは一先ずホッとしているところだが、除菌できたかどうかの判定は約2ヵ月後の検査によるという。成功率は70%というからうまく行かない場合も当然あるようで、そうなるとまた薬を服まねばならないらしい。
まあ、ジタバタしてもどうにもならないから、じっと2ヵ月経つのを待っているほかないが、根気の要ることだ。

そうこうしている一方で、家内が夕食の用意のため台所で仕事中に転倒し、頭部と腰を強打するという事故があった。知らぬ間に足元に来ていたムッシュを踏み付けまいとして足がもつれ、バランスを失ってしまったらしい。
土曜日ということもあって近くに住んでいる二男も駈けつけて救急病院に連れて行き、腰のX線と頭部のCT撮影をして、折り良く居合わせた脳神経科と整形外科の先生に診てもらったら、幸い骨折も内出血もなく打撲だけで済みそうなことがわかった。

意識はしっかりしていたし、吐き気や目眩もなかったけれども、打ちどころが打ちどころなだけに、家族一同、一時はどうなることかと驚き心配したが、そういう診断だったので、不幸中の幸いと一安心。本人も“私って案外打たれ強いのネ”と自分に感心している。
でも、まだ無理は禁物と言われているので(痛みがあるので無理しようにもできないが)、頭部は冷やし腰には湿布を貼って、休み休みしながらソロソロと動いており、娘が台所仕事や掃除、買い物の手助けに来てくれているので助かっている。

こういう事故が起こってしまったので反省しているのだが、いままでムッシュを家の中であまりにも自由にさせ過ぎていたかもしれない。昼寝や夜間就眠させるときケージに入れている以外は、可哀そうな気がしてまったく束縛していなかった。
でも、本人(犬)に悪気はないのにまた同じようなことを繰り返すことがあってはお互いに辛いので、以来、台所への通路にはバリケードを設け、ときには室内でもリードで何かに繋ぎ止めるようにしている。

そんなわけで10月は、先月に引き続き、またも何だかんだと病院通いが多かった。と言っても、根本的にどこか身体の具合が悪いということでは決してないし、自分としては元気に過ごせていると思っているのだが...。
それがカラ元気でないことを結果的に証明するかたちとなったが、先週末、仕事で久し振りに西新宿にある会社に行って来たとき、若い人たちと集中してディスカッションしても、雑踏の中を往き来しても、不思議と一向に疲れを感じなかった。

駅前のバスプール付近や地下広場を通ったときには、4年前の家の建て替え中、半年山荘で暮らしていて、ほぼ毎週のようにここ新宿発着の中央道高速バスで仕事に通ったことを、よくやったものだったと高揚した気分で思い出した。
あの辺は相変らず圧倒的に人が多いが活気もあり、その流れの中に身を置くことは自分にとってはむしろ快い精神的刺激にも感じられ、疲れよりは元気をもらってきた気がする。たまにはこういう街を闊歩するのもいいものだと再認識した。

間もなく11月に入るが、この月も結構忙しい。上旬に早稲田のクラス会があり、中旬には内科の定期検診、そして下旬には前立腺の手術後2年目の検診が決まっているけれども、その間を縫ってどこかで大腸の内視鏡検査も受けなければならない。
成田画伯から今年も日展の招待券を送っていただいているから、できればあまり寒くならないうちに観に出かけたいし、あまり寒くならないうちにと言えば清里山荘のクロージングも、早めに済ませておきたい。

秋は、ツイこの間やって来たと思っていたら、足早に過ぎて行こうとしており、ウエブや街の店を覗くと、気の早いファッションビジネスはもう、冬のムードを煽り立てている。

こうやって、今年も1年、わけなく終わってしまうのだろうか...

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