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2012年7月23日 (月)

夏が来る

当たり前のことを言っても始まらないから言うまいと思うのだが、やはり口から出てしまう。“夏は暑い!”...と。今年は梅雨明け前からそうだったけれども、その後多少マシな日はあったものの、本番はむしろこれからだろう。
そうなったら四の五の言わずにエアコンを点ければいいのかも知れないが、昨年来すっかり節電意識が身についてしまって、簡単にそうする気にもなれず、いまは、ときどき我慢しきれなくなって短時間稼動(それもエコ温度の28度で)させる以外には、窓からの風とうちわと扇風機だけで頑張っている。

ただ、人間はいいが汗腺のないムッシュはそれだけでは可哀そうなので、ケージの床に金属製のスノコを敷き、昼・夜の寝る前には、十分に冷やしておいたクールマットを抱かせてやり、起きているときには、小さな保冷材(凍らせたもの)を包んだネッカチーフを首の周りに巻いてやって、少しでも体温をクールダウンするような工夫をしている。
もちろん、飲み水はいつも切らさないようにしているし、昼も夜も入眠前には、彼の寝床があるリビングルームのエアコンを点けて部屋全体を冷やしてやるようにしている。

考えてみればこの暑さの中、11歳9ヵ月という決して若くはない年齢とあの3キロ足らずの小さな体でよく頑張っているものだ。
散歩好きで、雨風が酷くない限り1日4回外出するのを常としているムッシュだが、さすがにこのごろは、日中の2回は庭に出て用を足す程度で早々に家の中へ戻ろうとし、朝夕の陽が高くなる前あるいは落ちてからの時間帯だけ、近所の最短コースを回っている。それでも食欲は旺盛だし、排泄は問題ないし、夜は良く寝るしで、言うことない。

おかげでこちらも、句読点のある規則正しい生活ができて助かっている。暑くなってからもヘバることなく動けているし、昔のように沢山は食べられないが胃腸の調子が悪いというわけではなく、食欲はそれなりにあり、体重もわずかながら増加した。
けれども食べるものの好みは5年前くらいからすっかり変わってしまって、土用に入っても、あれほど好物だった鰻やステーキを一向に食べたいと思わなくなった。何彼につけてあまりエネルギーを使わなくなっているからだろうか。

まあ、3年続けて内臓の手術を受けた割には元気で健康を維持できていると思うのだが、唯一の悩みは、毎日深夜ないしは早朝に目が覚め、その分日中に眠くなること。食後ある程度の時間が経つとテキメンに睡魔が襲ってきて、パソコンに向ったまま目を閉じているのに後で気付く。
ときには思い切ってベッドに倒れ込んで寝てしまうことさえあるが、呑気に自堕落にそうやっているいまの自分に、そんなことでいいのか?と、どこかで警鐘を鳴らしているもう一人の自分もいる。

というのも、ときには居眠りぐらいはいいとして、あんまりボケーッとばかりしているとほんとにボケてしまう恐れもあるからだ。そんなことになるのを避けるためと自分のまとめの一仕事という意味もあって、年頭に新著の執筆計画を立てたのだが、今年ももう半分以上が過ぎたというのに、まだ一向に進んでいない。
これまでは4月・5月に公務があったり、つい先日まで3ヵ月にわたって毎週“終活セミナー”を受けていたりで、それをできない理由にしていたが、後半はもう、そういう言い訳の種もないので何とかしなければならない。

ところで、終活セミナーで学んだ結果として“エンディングノート”を書き始めてみて、自分がすでに否応なく人生のまとめの時期にさしかかっているのを痛感させられた。“P.P.K(ピンピンコロリ)で逝きたい”などと自分本位のことばかりは言っておられず、自分にもしものことがあったとき後に残った家族が当惑しないよう、あらかじめさまざまな懸案について考えをまとめて置かねばならない...と。
執筆計画も、それとはチョッと違うかも知れないが、自分にとってやはり人生の一つのまとめになるような気がしている。

実行できぬまま毎年頭に同じ計画を立てるようになってもう何年にもなり、だんだん後がなくなってくる気がするが、一方でまだ遅過ぎはしないという思いもある。でも、もうそろそろ着手しなければマジで実現が難しくなりそうだから、あと1~2年の中には...と、あえて、ここで期限を公言しておこうと思う。
どこかと約束しているわけでも誰かに催促されているわけでもない、これはあくまでも自分自身の内面の問題なのだが、そうしないと自分の仕事人生のケジメがつかないような気がするので...。

...と、やっと、ヤル気のようなものが蘇ってきたので、とりあえず全体の章立てだけでもまとめ上げてしまおうかと思ったのだが、もうすぐオリンピックが始まることでもあり、来月の前半は昨年・一昨年の手術の1年目・2年目検診もあったりして落ち着かないので、それらが一段落してからジックリと取り組んだ方がいいと勝手に理屈をつけて、着手までに猶予期間を設定した。
その間に大いに英気を養って...などという美名のもとにそんなことをしているから、予定がなかなか捗らないのだが、今度こそは計画倒れにならないようにしたい。

多分、来月の後半から、しばらく清里の山荘に行っていることになると思うので、そのときこそ絶好のチャンスとして逃さないようにし、参考資料・文献などを読みながらガッチリと全体構成を組み立て、できればそのコンセプトを序言としてまとめるところまで書き進めて来たい。
それができれば弾みがついて、その後を続けるのが比較的容易になるからだが、ともあれこれまでのところは、病後療養という大義名分にかくれて広告賞選考以外の仕事・勉強をサボり過ぎた。サア、この夏から一転リチャージだ!

さて、そうと決まれば(というか、単になすべきことを先延ばししただけかも知れないが)多少の時間的余裕もできたことだし、このところあまり都心にも出かけていなかったので、今週は久し振りに、渋谷駅東口にできた新しいエンタテイメント・ゾーンにでも行って気晴らしをして来ようかと思う。
と言っても多分、その辺りをブラついてささやかなショッピングをして来るだけになると思うが...それでも、寝ぼけている脳細胞には、いいリフレッシュメントになるはず。

今回は、まこと、あまりにも私的でとりとめのない夏の身辺雑感で失礼をいたしました。

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