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2012年4月16日 (月)

春だ!元気が湧いてきた!

花は咲き鳥は歌う、“陽春”という言葉に相応しいこの季節。11歳になり、犬としてはもうシニアの域に入っているムッシュも、すっかり暖かくなったせいかこのところ頗る元気で、散歩の足が伸びている。ツイこの間まで寒い寒いと厚着をしていた自分も、いつの間にか1枚脱げ2枚脱げして身が軽くなり、何やら体の底から、何か運動をしたいという衝動が湧き起こってくる。本来ならムッシュとの散歩ぐらいにしておくのがちょうど良いのかも知れないが、根が体育会出身、自分の現在の体力も弁えず、身体に負荷のかかることを敢えてやってみたくなるのだ。
と言っても、若いころと同じというわけには行かないのはわかっているから、では何にしたらいいのかと考えを巡らした。で、直ぐに頭に浮かんだのは、ありきたりだがゴルフ...のまずは再練習。これでもまだ芦の湖カントリーのメンバーだが、ご無沙汰してもう20年近く、ゴルフ自体も、何となく出かけなくなってから15年以上経つ。なのに今もって、シーズンごとに会報と割引券が届き(先日も本年春季の分が)、身体がまったく動かなくならないうちに、もう一度行っておきたいものと思っていたところだった。何しろ、道具を買い替えたばかりのところで止めてしまっていたので...。

腕に自信のある向きなら、久し振りだろうと何だろうと、思い立ったら直ぐにコースに向うところなのだろうが、当方、よくプレーしていたころでも大したスコアを出したことのない典型的なアベレージ・ゴルファーで、行かなくなってからときどき見ていた夢も、どういうわけかミスショットばかり。せめて以前のレベル近くまでは戻らなければコースに出て恥をかくのが目に見えているので、まずはしばらく練習場に通って往年のカンを取り戻してからと自戒した。幸い自宅の近くには、距離210ヤード全88打席の大練習場があり、そこへは歩いても5~6分で行ける。
しかし、つらつら考えてみるに、15年間、素振りすらしていなかったので、これは練習のための練習が必要そうだと庭に出て、何本かのクラブを振ってみた。すると、ムムッ!これはイカン...と、愕然。これまでタマに、部屋の中でエアー・スゥイングをしていたときにイメージしていた感覚とはまるで異なり、足は踏ん張れない、グリップが決まらない、肩が回らない...のナイナイ尽くしで、思い切り振り抜いたらその瞬間、脇腹に肉離れでも起こしそうになる。だからお年寄りのゴルフが、ああいうチョコチョコッとしたフォームになるのだなと、その理由を、自分が当の年寄りになってみて初めて覚った。

それでもとにかくスコアだけまとまればいい、運動になりさえすればいいという考え方もあるが、そこまで形振り構わなくなるのは、かつてはフォーム・シングル(?)と言われた男のプライドが許さない(と言うほどのものでもないただの恰好付けだが)。ので、せめて素振りがスムーズにバランスよくできるようになるまで、身体づくりの段階からやり直そうと、改めて思った。だが、15年間の運動ブランクと加齢によるハンディを取り戻すのは、容易なことではなさそう。自分で日常的にできるウォーキングやジョギングぐらいでは不十分で、然るべきトレーニングを行って筋力をつけ直す必要があると感じた。
ということで、逸る心を抑え、残念だがゴルフ練習場通いはひとまずお預けにし、差し当たっての目標をスポーツジム通いということに定め直した。が、これも15年振りで、当然、昔やっていたのと同じことをやればいいというわけには行かないだろうから、サテどこへ行ってどんなトレーニングに取り組むか、ということをまず考える必要に直面した。けれども、これも上手い具合に、自分の住んでいる場所からバスで10~15分ぐらいで行けるところに、プール、トレーニングマシーンなどを備えた公営のスポーツ施設があり、料金が格安な上に規模も下手な会員制ジムより大きいので、そこへ行ってみることに。

そこで、また考えたのは、何から始めようかということ。それによって、用意して行くものも違ってくるし...。もう若くはない...というよりもすっかり草臥れた身体でいきなりマシーントレーニングに取り組むのは危険極まりないとは常識的にも見当がつくので、ここでも、まどろっこしいようだが基礎体力づくりから始めるべき、と考えた。施設にも電話をかけて相談して、年齢を考えればプールでの水中ウォーキングあたりからスタートするのが無難でしょうということになった。温水プールだけに年寄りの冷や水にもならないし...というのは自分の下手な冗談。
それはさて置き、B型人間はそうと決めたら即行動で、早速、仕舞ったままにしてあった海パン・水泳帽・ゴーグルなどを取り出し、行って来ましたこの施設へ、道すがら桜吹雪を肩に受けながら、うららかな春の昼下がりに...。果たして自分のような年代の人々も来ているのかと、行く前はチョッピリ気になっていたが、案ずるよりも産むが易しで、ウィークデーだったせいもあるのだろうが、行ってみたら大半が同世代らしき方々だった。25メートルの競泳用プールが真ん中にあり、その周りを全長130メートルの流水プールが囲んでいて、ジャグジーや採暖室もあるというナカナカのつくりで感心させられた。

水泳は、ジム通いを止めてからも、12~3年くらい前までは清里の丘の公園プールや大泉のいずみプールにときどき行っていたから、ゴルフと比べて多少はブランクが少ないと言えないこともないが、それでも長いこと手足を動かしていないのに変わりはないので、恰好を付けてすぐにコースで泳ぎ出さずに、いささか恥かしいものがありはしたけれども、年配のご婦人方に混じり流水プールでウォーキングすることから始めた。あらかじめ要領を聞いていたので、その通りに“前歩き”“横歩き”“後ろ歩き”と身体の向きを変えながら何周かしたら、水流の抵抗が結構感じられて、良い基礎運動になった気がした。
初回のその日は、身体慣らしの意味でもこれに徹して、つまらなくともひたすら外周の流水プールで歩き続けようと心に決めていたのだが、内側の25メートルプールのコースで気持ちよさそうに泳いでいる人達の姿を見たら羨ましくなって、チョッと試してみるぐらいなら身体に障ることもないだろうと、途中でそちらへ移った。ところが、思っていたのと実際は大違いで、手足が力強く水を掻いたり蹴ったりできず、やっと半分過ぎまで進んだところで太ももが攣ってしまい、そこでストップせざるを得ない始末に...。しばらくそれが治まるのを待って再び泳ぎ出したら、今度は息が上がってしまった。情けなや...。

たった1時間だったが、それぐらいでも充分以上に運動をした気分になった。やはり齢と身体は正直というところなのだろうか?また、あんまり久し振りだったので忘れてしまっていたが、骨や筋を傷めないためにも、長く続けるためにも、そして成果を上げるためにも、拙速の自己流は禁物で、じれったいようでもチャンと段階は踏まなければならないということを、改めて思い知らされた。水中ウォーキングから泳ぎへ、プールからジムへ、ランニングマシーンから筋トレへ、そしてそれらを経て足腰が復活したら、ゴルフの練習場、コースへ...と。道のりは長いかも知れないが急ぐまい。
今しばらくは地道にプールでのトレーニングを続ける積りだが、ある段階からはマシーン・エクササイズも取り入れて行こうと思っているので、帰り際にその設備のあるトレーニングルームにも立ち寄ってみた。この日、シューズやウエアなどの準備はして来なかったので、見学だけでもさせて欲しいと申し入れたら快諾を得られ、ジックリと見て周ることができたが、かなり広いスペースに、ランニングマシーンやエアロバイクをはじめ、レッグエクステンション、チェストプレス、ラットプルダウン、腹筋台、ベンチプレスそれにダンベルなど、ボディ各部の筋トレ用マシーン・道具が必要十分に揃っていた。

ここの様子を見る前まで実は、今さらジム通い再開は遅過ぎはしまいかと、内心いささか懸念していたのだが、プールでもトレーニングルームでも、同世代らしき方々を多数見かけたのには安心した。ただ、ほとんどの皆さんの目的はオーバーウエイトの絞り込みと見受けられたけれども、自分の目的は逆に、失われたウエイトの取り戻し。
で、すっかりやせ細ってしまったボディを人前に晒すことにコンプレックスを抱いていたが、どういうわけか、ロッカールームの鏡の前で一緒になったメタボ体型の小父さんに、“腹が凹んでいていい身体をしてますナア”と褒められてしまい、返す言葉に詰まった。もちろん、それをまともに受け止めたわけではなく、なるべく早いいつの日にか、そう言われるのに真に相応しい体型になりたいものと独り心に誓った。

早くも筋肉痛に見舞われているが、ともあれ始まったばかりで、今はアレコレ言っている段階ではない。すべてこれから、これから...。

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