« 退院しました! | トップページ | 病理組織検査の結果が出た! »

2011年10月10日 (月)

山荘で大ハプニング

先週後半、紅葉にはチョッとまだ間があると思ったが、用事があって清里の山荘に行ってきた。家内が夏のうち避暑させていたセントポーリアの鉢を、そろそろ横浜の方へ引き上げなければならない季節になったということで...。自分だけの用で皆を付合わせるのは心苦しいから、1泊だけして単独で行ってくると家内は言っていたのだが、それではいくら何でも身体がキツかろうし、そうすることで留守番をするこちらの方が楽になるということでも必ずしもないので、いろいろ相談した結果、2泊3日のショートステイではあるけれども、やっぱりいつも通り、2人と1匹で行くことにした。
というのも、自分のしつけが甘かったのかも知れないが、家内がいない夜はムッシュが寝つかなくて困るのだ。彼女が友人たちと2~3日山荘に出かけて、自分と二人でお留守番をするときなどは、2日目以降はあきらめて観念するが、初日は必ず、一晩中、ひっきりなしにケージの中で啼き続けていて、本人(犬)はもちろんだが、こちらも、何度もベッドから出てなだめたり叱ったりで、眠る時間がなくなってしまう。先日、自分の手術で家内の病院からの帰りが深夜になったときなども、留守番をしてくれていた二男の言うことをどうしても聞かず、家内が帰宅してやっと寝ついたのだそうだ。

それはそれとして、前回行ったときからまだ1ヵ月と少ししか経っていないけれども、気候条件はすっかり変わってしまい、出かける前日までは横浜でも、晩秋の寒さが続いていた。ので、その中を清里に向かうのは、いささか気が重いと思っていたが、出かける当日になって一転、横浜は夏日と言われるほど気温が急上昇し、この分なら清里の寒さもそんなに厳しくならないのでは?と、例年に懲りずに、また甘い期待を持ってしまった。あらかじめ当地の天気予報も調べ、この期間、最高温度は17~8度までしか上がらず、夜間・早朝は5度以下になることもあるということを知っていながら...だ。
長袖のシャツを着て出たので、中央道を下りる辺りまではやや暑いくらい。日が沈み始め、141号線に差しかかるころになって、ようやく適温になってきた。登坂するにしたがって気温はどんどん下がり始め、清里高原に入る前に20度を割り、山荘に到着したときには12度まで急降下していた。何と言ってもまだ10月初めなので、迷いながら最小限の寒さ仕度をし、身近には綿カーディガンしか置いていなかったが、車外へ出ると、それを羽織っただけでは耐え難い冷えが、身体の芯に沁み込んできた。

でも、すっかり日は暮れたが、途中渋滞もなく意外に早く(午後6時に)着くことができたので、ヤレ嬉しや、早く屋内に入って暖をとろうと、いつも通り玄関を開けようとしたら、何と、とんでもないハプニングが待っていた!暗くなってから着いたときには、まず外付けのポーチ灯を点けるのだが、スイッチを入れても点灯しない。ン?と思ったが、電球が切れているということもあるかも知れないと、車のライトの明かりで玄関を開け、屋内廊下各所のスイッチも入れてみたが、それらもダメ。
そこでさすがに、これは電気関係に何か容易ならざる事態が発生したと感じ、家内と共々、懐中電灯を頼りに配電盤のブレーカーを点検...あれこれいじってみたが、漏電ブレーカーが落ちて(“切”になって)いたこと以外は、どこがどうしたのかわからない。ちょうどムッシュの晩ご飯どきで、車内でも少し催促が始まっていたがそれどころではなく、このままではどうしようもなくなると、とりあえず、管理センターに相談の電話をかけた。すると、時間が割合早かったのが幸いし、いつもお世話になっているAさんがまだ在所していて、話を聞いてくれた。が、夜勤の人との交代時間で動けないので、こちらから管理センターまで来られないかという。

もちろん、そうする外ないから、さっそく2人と1匹で駆けつけた。直接より詳しく状況を話すと、漏電ブレーカーが落ちていたのなら、それは、さまざまな電源の配線のうちどれかに断線などがあったのだろうから、個別のブレーカーを上げ下げして、まずはその個所を特定しなければならない、でもAさんは一緒に行けないから、自分と電話でやりとりしながら、一つ一つのブレーカーを点検しよう――ということになった。で、再び山荘に戻り、配電盤面を懐中電灯で照らし、Aさんと電話で話しつつ、問題個所発見のための点検を始めた。可哀そうに、ムッシュはまだ、晩ご飯にありつけない。
点検のやり方はこうだった(皆さんも、覚えておくとそういうことがあったときの参考になるかも知れない)。まず主電源のブレーカーから始まって、漏電ブレーカー、そして各部屋や場所ごとの個別ブレーカーを、一つずつ“切”にして行き、次に同じ順序で、それらを一つずつ“入”にして行く。その際、個別電源のどれかのブレーカーを“入”にしたときに漏電ブレーカーが落ちて、上がらなく(“入”にならなく)なれば、その個所に原因(断線など)があるということになり、そのブレーカーさえ“切”にしておけば、漏電ブレーカーは上がるようになって、他の電源は使えるようになるというのだ。

この点検でわかったのは、冬季の凍結防止のため床下(地下室)の配水管に巻いてあるいわゆる“水管注熱”用の配線のどこかに何らかの異常があったということ。確かにAさんの言う通り、その水管注熱のブレーカーを“切”にしたら、漏電ブレーカーが上がるようになり、他のすべての電源が回復して、屋内外の照明も、ボイラーや床暖房も、テレビもキッチンの電気製品も、外の浄化槽のモーターも、すべて正常に作動し始めた。水管注熱自体の必要な時季はまだ少し先だから、とりあえず今回はこれでステイOKということになりホッと胸をなで下ろし、ムッシュも1時間以上遅れてやっと夕食にありついた。
一時はどうなることかと思い、これから探してホテル泊?でもペット連れで泊まれるのか?それとも横浜までトンボ帰り?など、さまざまなことが頭に浮かんだが、ひとまず解決してホントに助かった。とっさに適切なアドバイスをしてくれたAさんにはいくら感謝してもし足りないくらいだが、聞いてみれば、近年似たようなケースが、ここ「清里の森」で少なからず発生しているそうだ。大多数の家が、築20年以上経つので、電気配線なども個所によっては経年劣化して、そういう事態を招くことが多いらしい。

さて、そういうことで今回、ステイには差し支えがなかったが、だからと言って、そのまま帰るわけには行かない。次回山荘に来るのはおそらく11月半ば、もうそろそろ水周りの凍結が心配になり始めるころで、今年の最終回になるだろうから、ここで何らかの手を打って置かねばならないことは自明。で、翌朝またまたAさんの手を煩わせて、信頼できる設備業者に来てもらった。本来ならば、山荘を建てたときの業者に頼むべきなのだろうが、工務店経由だったので名前も知らなければ直接連絡する方法もなく、工務店の棟梁に依頼した日には、いつのことになるかわからなくなってしまいそうなので...。
Aさんが紹介してくれた業者は、社長が翌日さっそく様子を見に来てくれ、横浜に帰宅する日には職人と二人で来て、朝から半日かけ注熱用配線を全点検し、問題個所を発見してくれた。しかし、コンクリート床の一部を削り、埋め込んであった部品をまるごと交換しなければならないという話で、その日のうちの修理は当然無理ということになり、日を改めて工事してもらう約束をした。できるだけ早い方が良いに決まっているのだが、それに合わせてこちらがまた来て立ち会うのも難しいので、管理センターに預けてあるスペアキーを使い、専用入り口から地下室に入ってもらうことにして...。

ナナカマド そんなわけで、今回は、家内のセントポーリアを持ち帰るという本来の目的以外には、このハプニングへの対応に追われて何もできなかった。でも、それで良かったと思っている。もし今度のようなことが、今回ではなくて次回に来たとき、そして今回より遅い時刻に到着したときに起こったら、一体どうなってしまったろうかと、考えただけで冷や汗が出る。その意味で今回は、たまたま、いろいろな条件が良い方向に作用して、より大ごとにならないで済んだということで、まことに、不幸中の幸いだった。
どこへも出かけなかったので、周囲の秋の様子は赤くなったナナカマドの実ぐらいでしか気づけなかったが、夜間の尋常ならざる冷え込みで、森の秋はかなり深まっていることだけは如実に感じさせられた。

さあ、次回はクローズ作業だが、正直言えばこれもだんだんキツくなってきて、いろいろなことを考えてしまう。山荘通いも、決して楽しいばかりではない。
マア人生も、そんなものかも知れないが...。楽あれば苦あり、苦あれば楽あり...って。

|

« 退院しました! | トップページ | 病理組織検査の結果が出た! »

コメント

アクシデントに驚かれましたね!
でも・・・凍結の冬が早そうな今年のこと、いいタイミングで欠陥箇所を発見されて・・・よかったですね!
ご体調・・・その後も快調のご様子が・・何よりでございます。

投稿: まみ | 2011年10月13日 (木) 13時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山荘で大ハプニング:

« 退院しました! | トップページ | 病理組織検査の結果が出た! »