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2009年11月 2日 (月)

深け行く秋

このひと月余りは、一年中で一番いい季節だったはずなのに、特にどこへ出かけるでもないまま、何とはなしに過ぎてしまった。春から夏へかけてもそうだったが、これからも月日は、こんな風にわけもなく経ってゆくのだろうか。
今年の10月は全般的に気温が高かったような気がしているが、後半は目に見えて冷え込んできたような気もする。晴天の日が多かった印象もあるけれども、下旬には冷たい雨が降り続いたし、実際はどちらがどうだったか確信が持てない。

ブルーベリー それでも、季節は毎年ほぼ同じようなペースで移り行くもので、庭のブルーベリーと豊後梅の葉は、いつの間にか紅や黄に色づいている。
例年ならば、花水木が一足先に紅く染まっていたはずなのだが、残念ながら今年は、きれいに色づく前に先の台風で、あらかたの葉とその小さな赤い実を落としてしまった。いまはその茶色くなった落ち葉とともに、黄色い大きな花梨の実も地面に転がっており、生垣の山茶花が薄ピンクの小さな花を一つだけつけて、11月の到来を知らせている。


花梨

山茶花

山茶花といえば我が家の庭には、生垣とは別に独立の中木を1本、いちばん日当りの良い真南の角に植えてあるが、これは娘の誕生月記念樹で、樹齢30ウン年、前に住んでいた横須賀の家から移植してきたものだ。
彼女が幼かったころは、この時季になるとほぼ毎年のように、いっぱいに白い花をつけたこの木の前で記念の写真を撮ったものだったが、いまの家に移って来てからは、本人がだんだん大人に近づいてきたためか、いつからかそういうことをしなくなった。


ムッシュ 娘と1日ちがいでムッシュも誕生日。我が家に来て4年半、もう9歳になるが、まだまだ元気いっぱい、庭を駆け回っている。
先月は体調を崩して心配したが、もう大丈夫そう。ただ念のため、先生の言いつけを守って、体重測定がてらときどきクリニックに寄っている。

家内と自分は最近、健康のためもあるがエコロジーに協力する意味で、近所へ出かけるときにはできるだけバスを利用するようにしている。そのために二人とも、横浜市発行の敬老(!)特別乗車証を購入した。
東京都のように無料ではなく、所得額によって応分の負担をしなければならないが、それでも、市バス・市営地下鉄はもちろん、我が家の近辺をネットワークしている私鉄バスの全路線に通用するから、なかなか重宝する。だいいち気楽でいい。

数年前から徒歩1分のところに新しいバス停ができて、あざみ野までは5分余り、たまプラーザにも10分余りで行けるので、東京での仕事や買い物の帰り途は、たまプラーザで電車を降りることも多くなった。
いつもだったらあざみ野まで乗ってくるところ、先月下旬のある日は、“たまプラーザ駅に大ショッピングモール(たまプラーザテラスというらしい)新オープン”という地域ニュースに踊らされて、ツイ物見高く途中下車してしまった。

駅全体が、軽鉄骨構造の高ーい大天井でスッポリと覆われ、内部中央が円く地階から吹き抜けになった様は、あたかも最新式の空港か欧米のターミナル駅を思わせるつくりで、駅のホームからエスカレーターで上って改札フロアーに出たときは、思わず“へえー”と、辺りを見回してしまった。
主にご婦人方だが、もう何年も前から来ているワヨという感じで、地下1階を含む4層のフロアーはどこも大賑わい。自分関連としては、以前は道を渡ったTデパート内にあった有隣堂書店が超大型化してモール内に移動してきたので、より便利になった。

過日は弱音を吐いてしまったが、このところ元気が戻って、仕事などで外出しても疲れなくなった。ただ、あまり沢山食べられないのは相変わらずで、以前のように気ままに外食のランチメニューを選べなくなってしまったのが残念。
かつては、サテ今日はどこで何をたべようかというささやかな楽しみがあったが、いまはどうしても、うどんとかサンドイッチとか、ごく軽いメニューに限らざるを得ないのが、つまらないといえばつまらない。

でも、お蔭さまで風邪ひとつひかないのは有難い。毎年インフルエンザの予防注射を欠かさないのが効いているのだろうか?先日も今年度の接種を受けてきたが、新型については、いつになるのか、どんな優先順位になるのか、皆目見当がつかない。
罹患者急増の様子が毎日ニュースで報じられているが、自分の家族・親戚や友人・知人の中にはそういう話を聞かない。出張の多い長男と、孫が幼稚園に通っている娘一家が先日発熱したらしいが、単なる風邪で大事に至らなかったし、幸いにも次男にはその気配もないようだ。と言っても油断はできない。皆さんもどうかお気をつけくださるように。

思えば昨年のいまごろは、まだ八ヶ岳の山荘暮らしだったので、インフルエンザ予防接種は大泉村の診療所で受けた。例年の手指の冷えも始まったころで、畳敷きの待合室にはもう炬燵が入っていたっけ。
清里の森のホームページを見たら、今年も10月下旬からメッキリ気温が下がって、日中でも10度を割り、明け方は零度まで下ることもあるようだ。紅葉はどうやら、ピークを少し過ぎたところらしい。

山荘には、寒くなり過ぎないうちに行きたいと思っていたが、前回からもうずいぶん日が経ってしまった。この後すぐに行く積りでいるが、これだけ寒くなったらキノコはもう無理だろうナア...楽しみにしていたのだが。でも、運が良ければシモフリシメジくらいは、落ち葉をかぶって隠れているかも知れない。
昨年と変わらなければ、紅葉はまだ残っている可能性がある。美し森や東沢渓谷など、近くのいくつかのスポットもさることながら、我が山荘の庭にも、モミジやドウダンツツジやツタウルシがあるから、何がしかの秋色にはギリギリで間に合うものと思っている。

1年を振り返るのは、いまの時点ではまだ早過ぎるが、今年は家内の怪我から始まって自分の手術と、夫婦ともこれまでに例のないほど病院通いの多い年だった。
初詣で神様にも無病息災を祈願したのだが、やはり昨年1年間の家の建て替えに関わるあれやこれやが、もう無理の利かなくなった心身に少なからぬ影響を及ぼしたのだろう。

が、いまでは何とか落ち着いて、こうしていられることを考えると、その程度で済んだのはむしろ厄落としができたと考えて喜ぶべきことのようにも思えてくる。
もう何ごとも昔日と同じというわけには行かないことを改めて自覚して、来年からはあまり頑張らずに過ごすことを心がけねば...。

一気に秋が深けゆく気配のせいか、年が変わるまでこれから2ヵ月もあるというのに、何だか今年1年をまとめる気分になってしまった。

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コメント

お寒くなってまいりました。
・・・が、ブログの様子からもかなり御健康取り戻された様子、前回分あたりから感じておりまして、よかった!!

山の私のマンションの下の階に、ひょんなことから友人が移ってまいりまして、彼らはほぼ東京を捨て常駐の感じで、牧場通り近辺は夏からにぎやかにやっております。
ここ数日10度下回る気温ながら、紅葉盛りの様子を知らせて参ります。
私も本格的に寒くならぬうちに、11月後半にはジビエとともにワイン会なども開かれるとかで・・・。
が、ナカナカ時間があるようで無く、また春までクロスのことかと・・・。

風邪に負けないご様子ながら、ご留意を!!

投稿: まみ | 2009年11月 2日 (月) 08時28分

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