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2008年10月13日 (月)

わたくし、B型ですが、何か...

自分から言い出すことはないが、外で、何かの拍子に血液型の話になったときB型だというと、みんな一様に“エーッ、ほんとですか?”と驚く。B型にどういうイメージを持っているのか知らないが、そう見えないらしい。でも、家族からは、良くも悪くもB型以外であることなど考えられないと言われており、長年の友人や仕事仲間は、わかっちゃいるけどいまさらどうでもいいと思ってか、何も言わない。
もう20~30年前になると思うが、かつて血液型による相性診断といった本が評判になり、血液型の違いによる気質の違いなどが取り沙汰され、自分もチョッピリ興味を持ったことがあったが、元来、人の性格形成などは、生まれた時代や育った風土・生活環境など、それ以外の要因によっても左右されることが多々あるはずと、あまり気にも留めないでいた。ところが最近また、その話題が復活しているらしい。それも、B型の人間について書かれた本がきっかけになって。

以来、あちこちでB型、B型というものだから、参考のためにその本を読んでみようかと思っていたら、いつの間にかベストセラーになり、なんだか買う意欲をなくしてしまった。マスコミや沢山の人にもてはやされているのを見ると、それに追従したくなくなるのだ。
けれども、“B型って意外と沢山の人に興味を持たれているじゃあないか!”と、その現象自体は前向きに受け止め、自己確認のためという理由をつけては時折、そのての雑誌記事やウエブコンテンツが目に入ると、さり気なく拾い読みをしてはいた。けっこう楽しめるサイトがあったりして、それで十分、自分の興味は満足させていたのだが、先日、やはりB型には見えなかった作家の小林信彦が、週刊誌でB型ネタのコラムを書いていたのをたまたま目にして、自分も一度、ブログで取り上げてみようかなという気になった。B型の読者にしか興味を持ってもらえないとは思うが...。

でも、改めてそんなことを考えているうちに、だんだん、いままで意識していなかった自分というものが見えてきた。近頃とみに、家内に対して自分が良かれと思ってしたことがまったく通じず、期待と逆の結果を招くことが多くなり、話をしていても、発想・観点のズレを指摘され、そのために些細なことで面倒な雰囲気になることもあって、そろそろ自分もボケてきたか、歳はとりたくないものだ、などと凹んでいたが、どうやら原因は自分の、B型特有のものの見方・思考回路にあるらしいと閃いて、勝手に自己納得したのだ。
しかし、自分が納得したからといって、それをAB型の家内に説明したところで何の役にも立たず、かえってことをややこしくするのが関の山と自分でも容易に想像できたので、やっと気がついたのに残念だったが、黙っていることにした。

B型人間は、自己中心で我がままという定評(?)があるようだが、そんなことはなく、基本的に自由を愛し、ワクにはめられたり群れて行動するのがきらいなだけ。ただ確かに、他人と一風変った発想をし、なにごともマイペースでしたい類いの人間であることは認める。それを多分、“気まま”というのではないかと思って、このブログもそういうタイトルにしているが、思い起こすと青少年期から、母親が何かの頼みごとで自分を他人に託すときにはいつも、“気まま者なのでどうかよろしくご指導を...”と口を添えていた。
母のその懸念は杞憂に終らなかったようで、長じて自分が選んだ働き場所は、大人しくコツコツやっていればやがて行くところまでは行き着ける日本の会社(かつての)ではなくて、リベラルで自己主張が尊重されるが責任も厳しく問われる、ハイリスク・ハイリターンの外資会社。そのため、山もあれば谷もあり、しなくてもよい苦労も沢山背負ったビジネスマン生活を送ってきたが、いまとなって悔いはない。転社はしたが転職はせず、若いときにこれだと確信した道を一直線に進んできたし、いまも歩み続けている。

地を這うような泥臭さに耐えられる自信はあまりなく、金銭に対する執着心のようなものも足りないB型の自分には、自ら事業を起して成功させるという才覚はないと初めからわかっていたから、組織の中で自己実現する道を選んだわけだが、よく言われるようにB型人間には、弁護士・芸術家・コンサルタントなど、他人に指図をしもされもせず自分1人でやる仕事が向いているかも知れない。確かに、いまの自分もそれに近い立場にあるが、それを実現するためには、起業とは別の、仕事そのものに対する執着心が必要だ。
とは言っても、実際問題として大多数の人は、最初は組織の中で働くことを選択するだろうから、自分の経験による独断と偏見で参考意見を述べるならば、B型人間は外資系または外資的経営スタイルの企業へ行った方が、気持ちよく働けるし、実力も発揮できるのではないかと思う。もちろん、外資系でありさえすればどこでもいいわけではなく、国内系の企業では上手く行かないと言っているわけでもないし、会社の選び方だけでその後のすべてが決定づけられるわけではない。

B型人間は、筋の通らないことがきらい。そのくせお人好しで、頼まれると断れない性質なので、気をつけないとご近所暮らしの中で、猫の首に鈴をつける損な役にまつり上げられ、割に合わない思いをする。自分も、これまで住んできた3つの街のいずれでも、建設会社や行政に対する住民運動のリーダー役をやらされた。
最初に住んだところでは、若気の至りで集会で積極的な発言をし、半ば進んでその役を引き受けてしまったのだが、労多くして感謝されることの少なかったその経験に懲りて、以後は集会に出席しても温和しくしていた。だが、ことの成り行きにツイ黙っていられなくなり意見を吐いては、自ら墓穴を掘ること再三。1つの運動に最低3年はかかり、その間プライベートな時間がかなり犠牲になった。他人だけでなく自分の問題でもあったから、それはそれでいいと言えばいいのだが...。

まあ、いろいろあったし、これからもまだいろいろあるだろうが、B型は過去を後悔しないし、未来も楽観している。根拠も説得力もないかもしれないが、“諦めなければたいていのことは何とかなる”というのがB型の教訓だし、“何でも良い方に解釈すれば人生楽しく暮らせる”というのがB型の生活の知恵。
今回は“気まま...”というタイトルを地で行って、手前味噌なボヤキと開き直りで失礼を。

B型以外の方もそんなB型をご理解くださり、今後ともB型を何とぞよろしく。

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コメント

やっぱり!な・・・!!
・・・だと、思っておりました。
自らBの私が言うのもなんですが・・・。
今日は沢山のビンゴ!な分析コメントに、おもわず吹き出し笑わせていただいた・・・。
見回すと、気の合う同士は日本に少数派の「B」仲間。
インドに行ったらBだらけ??
今成功の導きにはB!!とかいっちゃって~。
悩める息子(勿論B)に、本日のブログの一読を勧めるしかないぞ~!!

なんの世評も何処吹く風に「B」いけてますよね!!

・・・て、案外ガラスのハートを持ってます!!
よね~!!

投稿: まみ | 2008年10月13日 (月) 09時30分

リンク先の通り、B型一派でございます。ww

投稿: 課長007 | 2008年10月14日 (火) 11時24分

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