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2008年6月 2日 (月)

薫風 清里の森

先週の日曜日から、今年2度目の山荘行。もっと早く、ゴールデンウイークの直後ぐらいにと思っていたのが、何だかんだと忙しくて、前回から早や1ヵ月経ってしまった。けれども今回は天候に恵まれ、3泊4日の滞在中はずっと晴天続き。

横浜の家を出た日は昼過ぎまで雨が降っていたが、折り良く出発前の午後2時くらいからすっかり上ってくれたし、山荘から帰る日も、前2日間 にくらべると八ヶ岳が少々霞んでは見えたものの、一日中まったく降る気配はなかった。ところが帰宅の翌日からは、また雨で気温も急降下。今回の山荘行は、 お天気に関する限りまことにツイていた。日頃の心がけが良いからかナ?

八ヶ岳

うまくタイミングが合えば、採れたてを天ぷらにして...などと、 毎年庭に自生するタラの芽やウドを密かに楽しみにしていたので、着いた日の翌朝、早速チェックのため外に出たが、今年は残念ながら収穫なし。摘みごろもとうに過ぎていたのかも知れない。それでも直ぐには諦めきれず、昨年立ち木を伐採してすっかり陽当たりの良くなった庭を、何か他にも山菜はないかと眺め渡していたら、あちこちに、ゼンマイ(コゴミかもしれない)が生えていたので一応摘んでみた。

が、生ゼンマイの調理のし方がいまひとつわからないということで、結局は食べずじまい。
新緑というにはもう時期を過ぎた庭では、すっかり生い茂ったカラマツやカツラやミズナラやリョウブの葉の下蔭になって、赤いドウダンツツジも三つ葉ツツジも山ツツジも、まだ十分に開花しきっていない状態。レンゲツツジやヤマボウシや山アジサイなどにいたっては全然で、黄色や白い花が見られるようになるのは次回かも知れない。

山ツツジZenmai_3

それにしても、二日間というものは抜けるような青空で、陽射しはけっこう強いのに、風はヒンヤリと肌寒いほど。森を訪れている人もほとんどいないので、静 かで空気が澄んでいて実に気持ちが良く、家の中から窓越しに近くを見ても、庭に出て辺りを眺め渡しても、木々の緑が目に快い。
こ のぐらいが適温なのか、ムッシュも元気いっぱい。一日中散歩に出たがり、目覚め一番、午前、午後、お寝み前と、回数もいつもの倍ならば、走行距離もいつも の倍。楽しくてたまらないように駆けまわるので、それに付き合っているパパはフウフウ言ってしまう。でも、運動になるからいいか。

前回、藤乃家の蕎麦を食べたいと思っていたのにちょうど休日で果たせなかったので、今回こそはと意気込んで行ったが、何と、前日から週末まで臨時の4連休。家内と“今回はマサカそういうことは...”と話し合いながら行ったら、その“マサカ”だった。お天気にはツイていたが、蕎麦にはツイていない。
代わりに他の店でという気にもなれなくて、自宅に逆戻りし、また家内の手を煩わせてしまった。口ばかりでなかなか調理ができるようにならない自分は、せめて外食に誘って、点数を稼ごうと思っていたのに...。

コンピューターを持参して行ったので、原稿書きの仕事もはかどったが、力仕事もだいぶできた。10年近く前に、家の前の道路沿いに大掛矢を振るって20本近くの杭を打ち込み、それに笠木と横木を打ち付け、ペイントも塗って仕上げた手製のフェンスが、冬季の積雪の重みに耐えかねてか、杭の根元の地盤が緩んだのか、かなりの角度で傾いできたので、応急の矯正工事(工事というほどのことでもないが)を施したのだ。
昨春に伏流水路改善工事のため庭を掘り返したとき、大小さまざまの岩石が出たので、その中から径15~20センチほどの小石(というよりも“中石”?)を選んで、それぞれの杭の根元周りの地盤を固めるために埋め込んだ。埋め込む作業も、杭一本ずつ根元の土を掘っては石を入れ、小槌で叩き固めるので、決して楽ではなかったが、一回に1~2個ずつ抱えて20メートルくらいの距離を往復する石運びの方が、けっこう応えた。が、自分で思っていたよりもチャンと仕上がって、それを見た家内に“アラ、良くなったわネー、たいへんだったでしょう”と褒められたら、格好をつけて無理に涼しい顔をつくり、“イヤ、それほどでもなかったヨ”と、痩せ我慢してしまった。

工事といえば、今回来てみたら、ポーチ入口の30センチほどの厚みでアーチ状壁になっている部分の天井が、片側1メートル近くにわたって漆喰が割れ落ち、内側の木部も腐れ落ちていた。数年前から、ポーチの外壁・柱の角などの漆喰にクラックが走るようになって、塗装補修はしていたのだが、どうやら、バルコニーになっている上部のコンクリートの亀裂から雨水が滲み込み、内部に溜まって木部を腐食させ、長年のうちに耐え切れなくなってしまったらしい。
同じくらいの幅のもう片側は幸い剥がれ落ちていなかったので、今回出入りするには差し支えなかったが、早晩落ちる危険性があるのは明らかなので、直ちに、この家を建ててもらったYさんに連絡。6ヵ所の現場に関わっているとかで多忙を極めているらしいYさんだが、事が事だけにすぐに飛んできてくれ、次回(多分3~4週間後)来るまでに全面改修(一たん解体して新たに取付け)してもらうことに。3~4年前にはベランダの全取付け直しをしたが、今度はポーチ・バルコニーの全取付け直し。20年近くも経つと、雨風に晒される部分にはこんなことも起きるものなのか。本体の方はビクともしないのだが。

庭の木々 窓越しに見える木々の緑

と、いろいろあったが、久しぶりの山荘は、中2日のゆとりをとったらずいぶんゆっくりできたような気もした。立ち木伐採後の様子を見に、管理センターのAさんも訪ねてきてくれたし、忙しくてなかなかつかまらなかったYさんとも何年ぶりかで会って四方山話がはずみ、特にどこへ行ったというわけでもなかったが、清里らしい時間を過ごせた。
ムッシュも、車中はもちろん山荘の中でも外でも、すっかり要領を飲み込んで過ごしているので、まったくの世話要らず。往き帰りの中央道談合坂SAでは、老若男女あらゆるジェネレーションの沢山の人々にモテまくって、ご満悦の様子だった。

“忙中閑あり”という感じの、リフレッシュできた数日ではあった。

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