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2007年7月 9日 (月)

忙中閑あり

...というか、ニューヨークから帰った翌日から、仕事やらプライベートの用件やらで数日忙殺され、また7月の第1週も予定がギッシリと入っていたので、ここしか空いているところはないと、6月末から7月初めにかけて1ヵ月ぶりに清里の山荘へ行ってきた。
出かけた日は横浜で30度、甲府で31度という、まるで梅雨明けのような暑さだったが、韮崎を過ぎてからは例によって、標高が100メートル上がる度に気温は1度ずつ下がり、到着したときには19度。もう7月になろうかという時季だからさすがに前回までのように寒いというほどの感じはなかったが、やはり、半袖のままでは長くいられなかった。

いつもより1時間くらい遅く午後3時過ぎに出発し、途中も八王子インターまでがえらく渋滞したので(談合坂で途中休憩もしたし)、山荘に着いたのは7時半近く、ムッシュの晩ご飯も1時間以上遅れたが、何にもグズらず、ずっと後部座席で良い子にしていてくれた。
もうほとんど日が暮れていたので、その日は何もしなかったが、前庭に車を入れるとき草ぼうぼうになっているのが眼に入り、明日は草刈りをしなければ...と思った。
が、翌日になってみたら、あいにくの雨。やってやれないこともないのだが、こんなに密生しかつ丈も長くなると、濡れたままでは刈り払い機の刃に絡まってしまうので、晴れ間を待つことに。1ヵ月来ないとこれだもの、まったく日本は植物の成長が早い。

もちろん木々の葉も完全に開ききって、前回来た時は遠くまで見晴るかせたのに、もう空もお隣の建物もロクに見えないほど。特にミズナラとカツラの枝がまた一段と上に伸び横に広がって、後で植えた(といってももう20年近く経っているが)コブシやナナカマドやヤマボウシの成長の邪魔をしている。
このように伸び放題にしていると、目には青々として気持ちよく、夏などは陽射しを遮って庭一杯に涼しい木陰をつくってくれていいのだが、森全体の植生のためには決して良いことではないらしい。今年は専門の人に頼んで、かなりの本数を伐採してもらわなければなるまいと家内とも話し合った。

二日目は朝から一日中雨が降り止まず、結局家の中に籠もりっきりだったが、別に時間をもてあましたわけでもなかった。自分は仕事を持参してきていたのでそれに集中、家内もやることはいくらでもあると家事に専念し、ムッシュだけが所在なさそうだった。家の中を歩き回ってはママやパパにじゃれつき、相手をしてもらえなくなると自分のハウス(わが家へ来るとき持たされてきた長年愛用の籐で編んだベッド)で眠るほかなかったのだが、涼しくて休養にはなったはずだ。
それにしてもムッシュは、初めて連れて来たころは夜間1階の一部屋で独り寝かされ、ママとパパが2階へ行ってしまうとヒーヒー泣いて淋しがっていたものだが、最近は夜もすぐに寝ついて熟睡、朝は目が覚めていても誰かが降りてくるまでワンとも言わずにジッと待っているし、昼寝もよくするようになった。ものの道理がわかってきたのだろうか。

三日目は晴れ。持ち込んだデスクワークは昨晩のうちに終えていたので、午前中は本領発揮の――とはチト大げさで、それぐらいしか役に立てない――力仕事。伸び放題に伸びた前庭の草を、刈り払い機を振るってきれいに刈り取った。本当は横庭・裏庭の笹も、伸びきらないうちに刈りたかったのだが、それを始めると1日では済まなくなるので、無理はすまいと次回にとって置くことにした。
いい汗をかいて、お腹も空いたので、昼シャワーをしてから久しぶりに藤乃家へ蕎麦を食しに。前回も前々回も時間がなくて行けなかったので2ヶ月半ぶりだったが、いつもながら美味い。家内に言われて気がついたが、20年余り通っているうちに世代交代も進んだようで、店主の息子(らしい)が蕎麦を打ち、親父は客と無駄話をしていた。店員も、以前の見るからに地元の小母さんという感じの年輩の方から、グッと若く小ぎれいなお姉さんに変っていた。

四日目は帰宅の日だが、ムッシュの晩ご飯までに着けばいいと午後2時ごろに出ることに。掃除やポリタンクへの水詰め(水道水がミネラル・ウォーターなのでいつも100リッター前後持ち帰る)などの帰り支度はあらかた前日に済ませていたし、それまでゆっくりした。
道中も、談合坂SAでムッシュと同じヨーキーのアダム君という子と知り合い、のんびりと遊んでいたら、そのあと渋滞に巻き込まれてしまった。よく考えればその日は日曜日、混むはずだ。最近はいつもウィークデーにばかり走っていたため渋滞に対する堪え性がなくなってしまい、こりゃあたまらんと上野原から国道20号線に下りた。
急がば回れとはよく言ったもので、これが大正解。相模湖町の街中で信号待ちしたぐらいで、大垂水峠も難なく越え、高速を使っていた場合よりは多分30分は早く八王子市内を通過、ムッシュを空腹で泣かせずに済んだ。

前回とくらべてたった1日長いだけだったが、中2日ある三泊四日は、中1日の二泊三日とはユッタリ感に随分違いがあるもので、身体も休まった上に、何だか余裕を持っていろいろなことができたような気がした。

何かと忙しかった前後の一週間に挟まれた文字通りの“忙中閑”だったが、リフレッシュできた数日だった。

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