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2007年5月14日 (月)

ゴールデンウイークだからというわけでもないが...

今年になって2回目、数日間山荘に行ってきた。会社勤めの身でもなし、何も好き好んで道路が混雑するこの時期に出かけなくてもとは思ったのだが、後半はお天気の良い日が続きそうだということだったので、前半が終わったところで横浜の家を発った。

あいにく昼過ぎから降り出して、チョッピリ憂鬱だったが、標高の高い清里も前回行った4月中旬とくらべると随分気温も上ったようで、その分やや気楽だった。何しろ前回は、着いたら雪が降っていたのだから。
途中、中央道の談合坂SAでオヤツ休憩したり、韮崎の電器店に立ち寄ったりしたので、到着時間が少し遅くなり、ムッシュもお腹を空かして啼き出したが、何とか真っ暗にならないうちに到着。思っていたよりも寒く気温は7度を下回り、夜が深まるに連れてますます冷えて、やはり、床暖房を点けた上に暖炉を焚かずにはいられなかった。

ところが翌日になると、天気予報通り早朝から晴天で気温もうなぎ登り。全員(と言っても二人と一匹だが)早くから目が覚めてしまったが、疲れが抜けきっていないのであまり動き回らず、近所の散歩と前庭での軽作業程度で過した。
連休の前半に来ていた人たちは引き上げ、後半組がまだ来ていないところだったので、森の中は人出もほとんどなく、街っ子のムッシュには散歩もつまらなそうだった。早起きしたせいか、一日がえらく長く感じられた。

三日目は森の外に出てみた。さすがに連休後半の初日とあって、どこへ行っても人が多い。昼食に蕎麦でもと藤乃家へ行ってみたら、駐車場が満杯で、中に入りきれない人々が何組も外で待っていた。で、こりゃあダメだ、家へ帰って何かで簡単に済まそうとUターン。帰りがてら、いつも寄る「いずみきのこ園」と「まきば公園」のテント売店で、生しめじや地元の野菜類を仕入れた。
この日は、「清里の森」から直結の「八ヶ岳公園道路」を通って大泉に出たのだが、雲ひとつない青空の下、残雪を頂いた富士、八ヶ岳、南アルプス、奥秩父の峰々が、クッキリと見えた。心なしか、前回来たときよりも雪が厚く新しくなっていたような気がした。
午後からは本格的な作業開始。昨秋苦労して全面塗装したベランダの床部分の半分近くが、そのときの塗りが薄かったせいか、ひと冬風雪に晒されてまだらに剥げ落ちたので塗り直しをした。思ったよりも時間がかかってしまったが、きれいに仕上がった。

その次の日が今回の大仕事。春先に県(山梨)の林務事務所に、東側の横庭のほぼ中央部を走っていた伏流水の処置(土管を通して埋め戻す)工事をしてもらったが、その際伐採し1メートルほどの長さに切断してその場に積み上げてあったカラマツ、アカマツ、ブナ、ナラなどの丸太を、薪に加工するため家の壁に沿った場所に移し変える作業だ。
最初は、その場で半分の長さにしてから運ぼうかと思っていたが、驚くほど堅くて素人のチェーンソーでは文字通り歯が立たず、直径20センチほどのものでも、一本切断するのに20~30分はかかり、そこにあった4~50本全部をそうしようとすると気が遠くなりそうなので、切るのは後で少しずつとあきらめ、そのまま運ぶことにした。

といっても、それも大変。一本一本がとても重く、口惜しいが2本と抱えて動けない。で、管理センターから“猫車”(手押し一輪車)を借りてきて、それに載せては一度に2~3本ずつ運ぶことにした。しかし、チャンとした運搬用の通路をつくってあるわけではなく、凹凸や障害物もあり、また短いけれども急な斜面もあったりで、バランスを失って途中でひっくり返してしまうことも再々だった。
でも、“これをやらなかったら男が廃る!”と、歯を食いしばって自分を鼓舞しながら、やっとの思いで全部運び終えたが、そのときはもう、滝のような汗で息も絶え絶え。そのままバスルームへ直行しシャワーを浴びて、やっと人心地がついた。

さて奮闘の翌日は、折角いい陽気の清里なのに結局どこにも行かなかったではつまらないので、せめて人様並みにランチでもするかと、また森の外へでかけた。今度はお蕎麦屋さんではなくて、「萌木の村」内のプチホテル「ハットウォルデン」のレストランだ。村は観光客でごったがえしていたが、飲食する人のほとんどは大型パブレストランの「ロック」の方に流れるらしくホテル・レストランの方は予想外に空いていて、すぐに座れた。
このホテルには山荘を建てる前から、数え切れないほど、夫婦二人でまた家族や友人たちと、食事・宿泊をしているが、レストランのメニューはいつ来ても口に合う。ここでもときどき紹介している「ぼのボーノ」と同様にオイルとクリームを控えめにした味付けで、「ぼのボーノ」の南イタリア風に対して、プロバンス風とでもいったところだろうか。

帰る日になって、ふと気がついたが、わずか数日の間にカラマツの芽が一気に膨らみ、森はすっかり浅緑で何か清々しい気分。今回はこれと言って特別なことはしなかったけれども、気になっていた作業は済ませたし、仕事を忘れてリラックスでき、まずまずだった。

でも、往復の運転と家の中での食事の用意は相変わらず家内。彼女も楽しかったと言ってはいたが、さぞ疲れたことだろう。いつも申し訳ない。そして感謝。
ムッシュもいつものペースに戻って、元気に走り回っている。

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