« アロ~ハ、2006年 | トップページ | 思えば遠くへ来たもんだ »

2007年1月 9日 (火)

年頭に想う

ブログ2年目に入る。昨年は初めてのこともあって、つい意識過剰になったりしたこともあったが、今年は淡々と続けてゆくことにしたい。

さて、年末・年始休みをして2週間、けっこう長いかなと思っていたが、瞬く間だった。一日にいくつものことをこなすのがシンドくなって、今日は年賀状、今日は片付け(大掃除というところまではとても行かないが)、今日は松飾りと、ひとつひとつ取り組んでいたら、いつの間にか大晦日。
明けてからも、年賀状の返事出し(本年は勝手ながら年内出しを最小限にさせてもらった)、メール・チェック、ムッシュの散歩のほかにはさしたることもしないまま毎日を過ごしているうちに、もうここまで来てしまった。まあ、一年のうちにはこういう時期もあっていいだろうと、自己納得。

でも、例年通り、31日から1日にかけては近所の御嶽神社へ初詣。今年は11時半(もちろん夜の)になるかならないうちに家を出たので、トップ・グループでお参りすることができ、あまり寒風に晒されないで済んだ。そして4日は川崎大師。こちらの方は、同じ日時だったが昨年より人出が多かった気がする。世の中は景気がいいのだろうか、参道を行き交う人々の表情はみんな明るかった。
どちらの初詣も、家族・親族と愛犬の全員を代表してその幸せと無事を祈り、御札と御守をいただいて来た。毎年感ずることだが、こうして元気で出かけられるのは、ともあれ幸せなこととつくづく思う。

久しぶりで実家に顔を見せ3が日滞在していた長男と次男は、幼い時から馴染んできた母のお雑煮とおせち料理をたらふく食べては、時間があると寝てばかり。本人たちもこの一年の仕事の疲れがドッと出たのかも知れないが、だんだん体力のなくなってきた母親がこれだけのものを用意するについての苦労を、わかっているのだろうか?

2日に家族一同でやってきた娘は、配偶者の実家に母親秘伝のブリ雑煮の美味しさを吹聴したら、自分でつくって振舞う破目になったそうな。幸い評判は上々だったらしいが、我が家では所帯を持って以来ン十年、毎正月には、このブリ雑煮(通称「富山のお雑煮」)と東京風雑煮の二種類をいただくことにしている。と言っても、つくるのはもっぱら家内で、他一同は食べるだけなのだが。
ちなみに、“東京風”とは、鳥肉、筍、蒲鉾、鳴門巻、小松菜、三つ葉、柚子などが入って、鰹節と昆布でしっかりダシをとった澄まし汁。“富山風”とは、ブリ雑煮の別名通り、素焼きして細かくほぐしたブリをメインに、牛蒡と人参の笹がき、こんにゃくの薄切り、焼豆腐などが、日本酒と味醂を隠し味にしたけんちん風味の醤油味の汁に入ったもので、ダシは具になっているブリと牛蒡から出る。餅はどちらも角餅。

これが毎年だから家内はたいへんなわけだ。餅焼き当番だった娘も、もうそばにはいないことだし、来年からは無理をしてもらわないようにしよう。

5日は自分の公式な仕事初め。顧問になっている新宿のT社へ出向き、マーケティング部門の諸君と会議ののち会食。そして7日の朝には七草粥をいただいて、いよいよ正月気分返上だ。やっとエンジンがかかってきたかな?

と、平凡でそこそこ幸せな、相変わらずの暮れと正月だったような報告をしたが、実は、昨年12月半ばと今月の初めに、たて続けに二人の級友が他界して、彼らを送った後の寂寥感が、正直のところまだ胸に残っている状態でもある。

先に逝ったのは、昨年10月末のクラス会の幹事をしてくれたN君。学生時代にはアイスホッケーの選手でもあり頑健そのものだったが、一昨年のクラス会で呼吸器系の癌から奇跡的に生還したと聞き、安心していたところだった。
後を追ったのは、学生時代から社交ダンス・クラブに属し、最近までもそれをずっと続けていた、多趣味でエネルギッシュなT君。筋肉が自由にならなくなる難病にかかって昨年のクラス会には出てこられず、さらにその後、消化器系の癌とも闘っていることを知った。あろうことか、彼の逝去の翌々日に届いた自筆の年賀状によってである。彼自身も、頑張って克服する積りでいたに違いない。
どちらも、周りの者はもちろん本人も予期していなかったであろう、突然のことだった。

しかし、自分の身に置き換えて考えてみると、当然、もう少し遅くてもよいということにはなるが、考えようによっては、特に早過ぎると嘆かなくともよいような気もする。われわれの世代は、これまで十分に、世のためにも家庭のためにも尽くしてきたのだから。
そう思って、心安らかに旅立って欲しい、N君、T君よ。いつかまた、あちらで会って、アイスホッケーや社交ダンスの話に花を咲かせようではないか。合掌。

おっと、気がついてみたら、準備しておかなければならない講演や書かなければならない原稿が目白押しになっている。サア、今週からはフル稼働しなくっちゃ...。

|

« アロ~ハ、2006年 | トップページ | 思えば遠くへ来たもんだ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 年頭に想う:

« アロ~ハ、2006年 | トップページ | 思えば遠くへ来たもんだ »