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2006年7月

2006年7月28日 (金)

君子の交わり

ほど良い距離を保ち、お互いあまりプライベートなことにまでは踏み込まず、かと言って疎遠にもならない、共通の趣味や関心事を通じてのお付き合いは長続きする。幼馴染みやクラス仲間、会社の同期生といった遠慮のない間柄とも違うこのような大人の関係を、“君子の交わり”と言うようだ。
自分で言うのも何だけれど、友人Tさんとは、まさにそんな間柄だが、つい先日メールで、直接本人から、喜ばしい知らせがあった。今月(7月)8日に受けた十二指腸腺腫摘出手術のその後の経過が良好で、予定通りの最短日数で無事退院したとのこと。

実はTさんからは、ケータイ・メールを通じて約2ヶ月前から、体調不良、病院での検診、入院、そして手術の当夜、その後の治療まで、逐一、状況の連絡を受けていた。そんなことをして身体的に負担になりやしないかと心配したが、下手な病室訪問よりもメール・メッセージの方が、よほど心理的なサポートになるのではないかと思い直し、自分もそれに逐一応えてきた。
と言っても、お互い、別に改まって深刻に語り合ったわけではなく、毎月のカラオケの日どり相談という感じで、Tさんは淡々と状況の報告をしてくれ、自分はその時その時の率直な気持ちを返していただけだった。

医師の言いつけを素直に守っているせいか、回復は極めて順調らしく、過保護に扱わないで欲しい、早く“共演”したいという本人からの申し出もあって、医師がOKサインを出す予定になっている日の直後、今から1ヶ月後に、食事と歌での再会の約束をした。Tさんも久々の機会を待ち焦がれているらしいが、自分も大いに楽しみだ。

そんなにカラオケがいいのかと笑われるかも知れないが、実はこれには、深くて語れば長い訳がある。

Tさんは、誰でも知っている録音・録画テープおよびディスクのトップ・ブランドであると同時に電子素材・部品のグローバル企業T社のOBで、自分がリーダーズダイジェストで音楽プロデューサーまがいの仕事を任されていた頃(2月8日参照)からのお付き合い。
その頃のTさんは、T社の録音物事業(音楽・教育・ドキュメンタリーなどのカセットテープのOEM)の責任者で、自分と一緒に録音スタジオに入り浸り、リーダーズダイジェストのカセットテープ・アルバムを製作するためのレコーディング・編集を、随分と手がけてきたが、そこで二人とも、音楽が、歌が好きということを認め合い、仕事上もさることながら個人的にも意気投合した。

数えてみると、あれからもう40年近くにもなる。最初の出会いは取引先同士だったが、決してベタベタした関係にはならず、自分が他の会社に移ってからは完全に仕事抜きでの付き合いになった。
東京生まれで慶応ボーイの粋人Tさんは、自分にとって良い意味での遊びの先達。ゴルフもカラオケも、楽しいことはみんなTさんに手ほどきを受けた。取引関係にあった時も、お互いにわがままを言ったり甘えたりしなかったので、稀有なことだが、ほんとにいい思い出しか残っていない。

ここ10年以上、ほぼ毎月顔を合わせているカラオケ・パブも、Tさんに連れられて行くようになった。東横線のG大学駅の線路下にあるその店には、いちいち歌いたい曲を探さなくても済むように、曲ナンバー入りの二人のレパートリー・リスト(自作)が置いてある。

Tさんは(改めて尋ねたことはないが)自分より3~4才先輩のはずだが、ほぼ同じ時代を共有しているので、お互いの持ち歌(?)に違和感はない。しかも得意分野(?)が基本的に異なるので、歌いたい曲がバッティングすることもない。それでいて共通の愛好曲もあるから、これをワンコーラスずつ交替で唄ったり、ハモったりするのが、また何とも楽しくてたまらないのだ。
時には、聴きたい曲をお互いにリクエストしたりもする。なんとも他愛もないものだが、ウーロン茶や滋養飲料を飲みながらのこのひと時が、過ぎた月のストレス発散と次の月への何よりの活力剤になるような気がする。

Tさんが言っている“共演”とはこのような関係を指す。今回はまた新たに、同じ東横線J丘の、夕刻早い時間からオープンしている店に誘ってもらった。自分たちの年代になると、早く始めて早く終るのは大歓迎で、まことに有難い。
5月は自分が体調不良で出かけられなかったので、今度Tさんに会うのは4ヵ月ぶりになるが、元気な顔を見せ合って、久し振りの“共演”を楽しんできたい。

アレ、いつの間にか、“君子の交わり”がカラオケの話になってしまった。

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2006年7月20日 (木)

トラブル二重奏

今週に入って思いがけず涼しくなったが、先週来の猛暑には参った。というのは、選りに選ってこんな時に、自室のエアコンが故障したのだ。もっと早く故障と気がつけばよかったのだが、戦中派の悲しさで夏は暑いものと悟り、やたらと人工的に冷やすことを良しとせず、暖房が終った4月以来ついこの時まで、一度もスイッチを入れていなかった。

しかし連続する熱帯夜の寝苦しさには耐え切れず、深夜リモコンを手にとってスイッチ・オンしたら...アチャー! 運転ランプが点かない。風向フラップが開かず、ウンともスンとも音がしない。いろいろリモコンの切り替え操作をしてみたがダメ。電池切れかとも思ったが、手元にスペアがない。ストックしてある場所に取りに行けば、せっかく寝付いたムッシュを起こしてしまうので、その夜は我慢して汗ダクで朝を迎えた。

あわてて修理を頼んで、来てもらったら何でもないことだったと恥をかかぬよう、電源、ブレーカー、ヒューズ、リモコンの設定、そして応急スイッチなど、自分でできることはすべてやってみたが、どうやっても動かない。メーカーの相談センターに電話して指示通りにやってみてもことごとくアウトで、遂に修理を頼むことに。
一応これでメドはついたが、1週間待たなければならないという。仕方なく、物入れの奥にしまったままだった簡易取付け式の小型扇風機を取り出して、数夜を過ごすことにした。これがあれば確かに風は来るが、もともと気温が高いので、とても涼風というわけには行かない。が、ないよりはマシというところで、久し振りに団扇も使った。

本格的な夏に入る前だったから、むしろこれで良かったのだと、前向きに考えることにして一安心していたら、また別のトラブルが発生した。今度はパソコンだ。何か画面が揺れるような感じがすると思っていたら、ちょっと目を離した隙に、ほとんど真っ暗になってしまった。光の当たり具合で微かに見えなくもないが、とても使えるレベルではない。ウーン、これは困った。エアコンはまだいいが、パソコンが使えなくては商売にならない。

修理しなければならないのだろうと思うが、期間が問題だ。その間、現在進行中の案件や約束に関する遣り取りはどうしよう。とりあえず、電話かハガキで一報を入れておかなければ....。いや、それよりもファックスか。でもその前に、ほんとにイカレてしまったのかどうかもう一度チェックしてみる必要がある。等々、考えが堂々巡りしているうちに、また日付が変わってしまった。でも、一晩たって少し落ち着いたら、修理には何日かかるのか、いちばん時間のかからない方法は何かを知るため、まずはメーカーのヘルプデスクに相談する必要があると考え、受話器をとった。

トラブルが発生したパソコンはS社のVのノート型。ヘルプデスクが指示する通りいろいろ操作してみたが、やっぱり画面は明るくならない。恐らくは液晶ディスプレイのバックライトの故障で、修理に出すと期間は10日ぐらい、保障期限切れなので費用は9万5千円はかかるという。S社のオンライン・ショップに10万円台の新モデルがあるから、いっそそれに買い換えたらという提案もあり、それもいいがその場合、既存のデータを自分で新しいパソコンに移すにはどうすればよいかという話になった。

その話の流れの中で、ハタと、自分が同じS社のVの極小型ノートと、それと組み合わせて使っていたディスプレイも持っていることを思い出したので、そう言ったら、とりあえずのところは、そのディスプレイを接続して使ったらというサジェスチョンを受けた。
しかし、この種の作業はいつも長男・二男まかせ。自分自身がやったことがあるのはプリンターの接続くらいで、あまり自信はなかったが、探してみたらそれらしき接続ケーブルも出てきたし、マニュアルと首っ引きでともかくやってみることにした。

電源以外、両機で2ヵ所ずつ、都合4ヵ所を接続すればよいのだが、ディスプレイ側の端子の1ヵ所にどうしてもプラグが入らない。端子のある個所のカバーが半分くらいしか開かないので、とみに不器用になった手先では上手く差し込めないのだ。よく見えないこともあって、もしやこのプラグは違うものでは?などとも考えてしまった。何度やってもうまく行かないので、思い余って、迷惑だろうとは知りつつ長男に電話したら、案の定、休日だというのに会社で仕事中。わけのわからない相談を長々と続けていては邪魔になると思い、早々に切り上げた。かくて、その夜もあきらめることに。

翌朝早く、気分を一新し改めてとりかかる。明るい自然光の下で、端子が最大限によく見えるようにディスプレイを逆さにし、どうしても入らなかったプラグの角度を微妙に変えながら何度も試みると...何と、今度はピタッと噛み合ったではないか!ネジも締まる!
ホクホクして、他のすべての個所も接続し、コンピュータとディスプレイの電源を入れると...キレイに出ました、画面が!二日ぶりに! アー良かった。

そして今、こうして使えているわけで、長男以外誰にも迷惑をかけずに済んだが、一時はどうしようかと焦った。いずれ買い替えなければと思うが、しばらくはこれで行こう。
夏の初めの、とんだトラブル二重奏でした。

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2006年7月14日 (金)

マイレージは何処へ

第一線から退き、ビジネス目的で頻繁に外国に出かけることがなくなってからは、なかなか一つのエアラインにまとまってマイレージが貯まらなくなった。いろいろなエアラインのそれを合計すると、結構な距離にはなるのだが...。個人的な旅行だと、やはり航空料金は安いに越したことはないので、行き先によってその国のキャリーアを使うことが多くなり、結果としてマイレージは、幾つものエアラインに分散されることになるからだ。

もちろん、日本の2大エアラインのマイレージ・クラブの会員にはなっているので、料金に多少の違いはあっても、できればそのどちらかにまとめたいのだが、なかなか、そうも行かない。いや、他人のせいにするわけではないが、エアラインの方が会員にそうする気を起こさせてくれないと言った方が正確かもしれない。
第三者的な言い方をすればこれは、マイレージ・クラブ会員のロイヤルティ維持が上手く行ってないということで、プログラム本来の目的からすれば由々しきことのはず。自分だけのことならいいのだが、恐らくそうではあるまい。気がついているのだろうか?

この2つのエアラインの一方は、かなり頻繁にEメールを送ってくる。それも、マイレージ・クラブ自体とそのエアライン・カード会社の両方から、同じようなものをだ。メルマガの体裁はとっているが、紛れもなく、販促・通販情報大盛りの、いわゆる広告メールで、特に自分のプロファイルや関係履歴に基づいてパーソナライズされた情報などはない。読み辛いこともあるし、大見出しをちらっと見ながら、ざっとスクロールするだけだ。

また、それらとは別に、旅行をした後やカードを使った後は、ダイレクトメールで実績報告書や利用明細書が送られてくる。これらにもそれぞれ、会員誌らしき小冊子をはじめさまざまな情報がギュウ詰めになっているが、小冊子の文字が小さ過ぎて読めないから、報告書や明細書の数字を確認するぐらいで、あとはほとんど目を通さない。
顧客に情報を届けるのは重要だと言っても、沢山詰め込めば良いというものではないことを、誰も知らないのだろうか?

もう一方のエアラインのマイレージ・クラブは、これはまた淡白なもので、旅行後の実績報告書のダイレクトメールの他は何も送ってこない。だいぶ前に入会したので、メールアドレスは登録していなかったのかも知れないが、あらためて尋ねてもこない。ホームページから登録はできるのだが、わざわざこちらからそうするまでもないと思っている。

本来なら、日本のエアラインであるこの2つのどちらかにマイレージを集中させる方がこちらとしても都合が良いのだが、どうしてそうならないのかと自分でも考えてみた。
それは、どちらのエアラインも、折角ダイレクトメールやEメールという個別訴求メディアを使っていながら、送ってくるのは全会員に共通の、しかもエアライン側から“売りたい”情報ばかりでそれぞれの会員の意向や利用状況に即したものではなく、会員であることを実感させるサービスというものが特にないからで、会員は個人的に認識され大事にされているという気がしないのだ。これでは、それだけに集中したくなるわけがない。

もともとこのプログラムは、「ロイヤルティ・プログラム」と呼ばれる、顧客の満足度を高めてブランドに対する愛着を強化・促進するための戦略で、現在「ポイント・プログラム」と通称されて流通・サービス業にまで広く行き渡っている、実質的に後付けの価格割引による単なる反復販売促進のための手法とは似て非なるものであったはずだが、どこかで方向軸がおかしくなってしまったようだ。これでは、せっかく正しい目的地をセットして飛び立ったマイレージ・プログラムは、暗雲の中に突っ込んでコースを見失ってしまう。事実、採算が悪化して撤退を検討せざるを得なくなっているエアラインもあると聞く。

時流に追従するだけの底の浅いマーケティング・コメンテーターは、この現象をもって“ロイヤルティ・プログラムの終焉”などと言っているようだが、チョッと待った! 
自分自身このプログラムの立ち上げに何度も関わり、その重要性と真価を著書や講演などで力説している立場の者としては、黙っているわけには行かない。個人的にボヤいているだけでなく、ここで改めて主張を展開すべきと思い立った。が、奇しくも時を同じくして、米国のウエブ・ジャーナルにも、同様の見解が掲載されていた。

「MSNBC.com」6月29日号のAP発の記事によると、――“エアラインは1990年代から、副収入の道としてクレジットカードなどでショッピングしても(つまり実際に航空旅行をしなくても)マイルが貯まる制度を開始したが、これは本来目指している航空旅客の反復搭乗の頻度とその意味を相対的に減じる結果を招いており、大きな誤りだった。そのためマイレージ・プログラムは、今や単に、ショッピングに対する報奨のプログラムに堕しているが、これを本来の、高頻度航空旅客を満足させるような、例えば優先シート指定、優先通関、優先搭乗といった、航空機利用におけるロイヤルティに対する報奨のプログラムに戻さなければならない。”――というのだ。その通りである。
この問題は、同じ時期にニューヨークで開催されていたダイレクトマーケティングのコンベンション「DM Days New York」でもメインテーマの一つになっており、――“ロイヤルティ・プログラムは売上のみを追及するためのシステムではなくて、利益を生む顧客との関係を構築するための戦略。”――と結論づけられている。

そのためには、エアラインのマイレージ・プログラムも、世のショッピングポイント・プログラムも、CRMの原理、会員データベース・マネジメントの原点に立ち帰る必要がある。方法論として、ここからもリンクできるウエブ・セミナー「中澤功の顧客創造」(第6回)や「体系ダイレクトマーケティング」かの各著書が参考になれば幸いだ。

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2006年7月 3日 (月)

梅雨の合い間に

7週間ぶりに山荘へ出かけた。ほんとは3週間ぐらい経ったところで行くつもりだったが、当初予定していた週もその次の週も降られて、結局こんなに延び延びになってしまい、いろいろな当てが外れた。

例年なら6月の初めには、敷地の中や周縁に自生するタラの芽やウドを摘んで、天麩羅にして楽しむところなのだが、今年は時すでに遅し。茎は伸び、葉はすっかり広がり切って、もはや、食べ頃の少し開きかかった蕾の時の面影はない。また来年までお預けだ。
森の花もほとんどが終ってしまって、わずかに咲き残っているのはレンゲツツジ、ドウダンツツジ、それにヤマボウシくらい。ミヤマザクラもとうに花が散って、小さな青い桜ん坊だけがぶら下がっていた。八ヶ岳の春は、ほんのわずかの間しか待ってくれない。

今回は昼過ぎに横浜の家を出たのだが、途中の甲府盆地では30度近くあった気温が、夕方清里の森に着いた時には17度。半袖ではちょっと肌寒い気がしたが、それでも前回とは大違いで、随分と楽だった。
ただ、景色は一変。5月の初めにはまだ白く残っていた山々の雪はすっかり消え、ほとんど枝だけで灰褐色だった木々には深緑の葉が幾重にも生い茂っていた。

車を乗り入れる前庭は草ぼうぼう。後庭も、昨年さっぱりと笹を刈ったはずだったが、またもとの木阿弥にもどっていた。一日二日の間に全部きれいにするのは無理なので、とりあえず前庭だけ、刈り払い機を振るう。幸い晴天に恵まれ、暑くなし寒くなしの絶好の作業日和、いい汗をかくことができた。

わずか3日間だけだったので、仕事も抱えて行かず、と言っても他に格別何もできなかったのだが、一つだけ、久し振りに思いを遂げてきた。4月19日に紹介した「おいしい学校」の中のイタリアン・レストラン「ぼのボーノ」でランチしてきたのである。このところ、往復どちらかのついでに寄ろうと思い、ついタイミングを失してばかりいたので、あえて滞在の中日に、須玉町まで下りて行ってきた。と言っても、車で20分ほどなのだが。

まだ夏の繁忙期でもないのだが、週末だったこともあって座席はほぼ満杯。けれども、我々が行った時ちょうど運良くテーブルが一つ空いたので、待たずに着席することができた。
この店のランチ・メニューには、各種パスタやピッツァのアラカルトはもちろん、それらをサラダ、ドリンク、デザートつきのランチ・セットにしたもの、さらにはそれに肉または魚料理とスープを加えたランチ・コース(もちろんどれにもパンが付いている)などがあるが、普通の食欲の人ならパスタまたはピッツァのセットで十分だ。きっと、サラダとデザートに嬉しい驚きを感じるだろう。自分もこの頃はあまり量を必要としなくなったのでパスタ・セット(自家栽培の夏野菜、トマトソース)にしたが、大満足・満腹した。

4月19日の「美味しい話」でも触れたように、ここの味付けは“南イタリア”風。イタリ
ア料理はどこの店でも、オリーブ油やワインをじゃぶじゃぶ使えば必ずある程度まで美味しくはなるのだが、「ぼのボーノ」で出てくるものにはそういう過剰さがない。実にあっさりとしていて、しかも他所にはない絶妙な味付けなのだ。いつ来ても、何度来てもそうで、頼まれてもいないのに他人に薦めたくなる。

残念だったのは、ゆっくりできなかったこと。ムッシュを山荘に一人(一匹?)残して出かけるにしのびず一緒に乗せてきて、我々の食事中、駐車場の車の中で留守番させていたので、食事が済むや否や席を立たなければならなかった。
晩秋の閑散期などで他に客が誰もいないような時には、キャリーに入れておけば室内の片隅に置くことを黙認してくれることもあるのだが、原則は当然、ペット持込禁止なのだ。

まだ行ったことはないが、清里や大泉にも“ペット可”のカフェがあるそうだ。が、そういうところは、メニューが限られるのではないかと思ってしまい、もしそうだったらそれも物足りないと、つい足が向かない。
犬の気持ちを尊重するか、飼い主の都合を優先するか、なかなか難しいところだが、これからはたまに、ムッシュのことも考えてやらねばなるまい。

梅雨の合い間に大急ぎという感じで山に行ってきたが、自宅に戻った翌日からはまた雨に逆戻り。まだしばらく梅雨は上がらないだろうから、今度行くのはすっかり明けてからにしよう。その頃はまた、今とは景色が一変しているに違いない。

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